エンガワの日記です
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ジャンプの場合
ジャンプの成否に関しては、例えば選手が4回転ジャンプを試み、一見着氷に成功したように見えても、手順1で技術審判に回転不足(およそ4分の1以上回転が足りていない)と判定されると、その評価は手順1の時点で3回転ジャンプとなり、3回転ジャンプの基礎点が与えられることとなる。つまりジャンプの手順1での評価で最も重要なことは、必要なだけ回転できているか?ということである。 しかし実際、観客席やテレビ画面で見た場合は、映像や視界の角度により「空中で3.6回り程度回転して着氷し、残り0.4回転分を着氷後にそれっぽく回転したもの」と、「空中で完全に4回転し、わずかに乱れた着氷をしたもの」と、見分けがつかないこともある。判定に関しては、技術審判がビデオでスロー再生して確認して、最終的な判断を出すこととなっている。この為、解説者でさえも、採点が発表されるまではジャンプが成功したかどうかを断言することは出来ない。 ここではこのようにジャンプの評価について、観客の印象と実際の採点で差異が生じやすい部分を説明する。 転倒と回転不足の得点 転倒よりも、見た目の印象としては分かりにくい回転不足のほうが得点は低くなることが多い。ここでは4回転トウループを例にその得点をみることとする。 回転しきってから転倒したジャンプの得点 [手順1で4回転と認定] 4回転トウループの基礎点は9.0点であり、仮に転倒してしまったとしても、4回転トウループと認定されれば、その得点は「9.0-3.0(GOEによる減点)-1.0(転倒による総得点からの減点)=5.0点」となり、3回転トウループの基礎点4.0点よりも1.0点高い得点を得られる。(非常に出来のよい3回転トウループでGOEで1.0点以上の加点を得られればこの点数を上回ることも出来るが、3回転以上のジャンプで1.0点以上の加点を得ることは大変難しいことである。) 回転不足とされたジャンプの得点 [手順1で3回転と認定] 4回転トウループが回転不足(およそ4分の1以上回転が足りていない)と判定されると、まずそのジャンプには3回転トウループの基礎点4.0点が与えられる。転倒せずとも回転しすぎた質の悪い3回転トウループとなるとそこからGOEの減点をうけ、得点は1.0-2.5点程度となる。 回転不足は特に4回転や3回転半、コンビネーションジャンプのセカンドジャンプ、サードジャンプにおいて起きやすいことである。4回転についての場合は後述する4回転に対する意識の変遷の項を参照。 ザヤックルール 回転不足、転倒に次ぎ観客の印象と得点の乖離を生むのがこのザヤックルールである。これは「同じ種類の3回転以上のジャンプは2種類を2回までしか挑戦できない」というものである。具体的な例を挙げると、「3回転トウループに3回挑戦する」ことや「3回転ルッツ、3回転フリップ、3回転サルコウにそれぞれ2回挑戦する」ことはルール違反となり、最後に跳んだジャンプは得点にならない。また、2回跳ぶうち少なくとも1つはコンビネーションまたはシークエンスにしなければならない。2回とも単独ジャンプで跳んだ場合は、2回目のジャンプは強制的にシークエンスと数えられ、得点が0.8倍に減点される。 このルールは、同じジャンプばかりを繰り返すことはフィギュアスケート競技としてはふさわしくない、との意見が大勢を占めたことで定められた制度である。ルール発足の直接の原因ではないが、この名称は80年代に活躍したアメリカのエレイン・ザヤックが、競技中に自分の得意な3回転トウループを多用していたことにちなんで付けられたものである。 なお、このルールにおいては3回転ジャンプと4回転ジャンプは違う種類であるとみなす(例:3回転トウループと4回転トウループは同じ種類のジャンプであるが、ザヤックルールにおいてはそれぞれを別の1種類とみなす)。 2007-2008シーズンより、ザヤックルールとは別に、フリースケーティングでのダブルアクセルにも、3回までという制限が課された。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 [PR] エヴァンゲリオン 道端ジェシカ ANA 女性 サボイ PR ![]() ![]() |
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